5月も土曜日、日曜日は笠のオープンデイ。
閉店後、坂の上から水辺の森まで駆け下りて
長崎らしい景色を満喫した夕方。
ジャイアント カンチレバークレーンを横目に、五島から帰ってくる船の汽笛や波の音に心が洗われました。

庭はあっという間に緑が濃くなり、それでもまだ吹き抜ける風は気持ちが良い。木陰には蛍袋や八重のドクダミが可憐に咲いていました。
人気だったのは真っ赤なブラシの木。松のような爽やかな香りがします。外の枝にはマツヤニなのか甘い蜜なのか、蟻たちも来ている様子。面白い植物。

生菓子は彼杵茶のティラミス。petit a petitさんのお菓子は、食べた人をパッ笑顔にします。もちろんシナモンロールも。
お皿に盛り付ける私まで毎回豊かな気持ちになります。
シナモンロールは外国からのお客様に人気でした。

カレーを盛りつけたお皿は、指掻きの技法で装飾したものでしたが
使ってみると感じが良くてまた挑戦してみたいと思いました。

新玉葱の優しい甘み。妹が作っている麹の米味噌が隠し味でした。
宮崎のお客様が送ってくださったスイートコーンでとうもろこしご飯にした週もあったり。

今年は山法師がグッと大きくなりました。
庭師さん風に言うと、ヤマボウシはよう太るとですよ。

大好きな鉄砲ゆり。
今月は茂木の甘夏を絞ったサイダーも初夏の陽気にぴったりでした。
5月もご来店ありがとうございました。